妊娠・産後・更年期|エストロゲン変動と髪の変化
女性の人生では、エストロゲンが大きく変動する時期があります。 その変化は、髪に最も分かりやすく表れます。
髪はホルモン変動に弱い
髪は急激なホルモン変動が起こると、毛周期のバランスを崩しやすい組織です。 特にエストロゲンの急上昇や急低下は、抜け毛のタイミングに大きく影響します。
妊娠中の髪の変化
妊娠中はエストロゲンが通常の数十倍に増加します。 その結果、成長期の毛が増え、抜け毛が減り、髪が増えたように感じます。
産後脱毛はなぜ起こるのか
出産後、エストロゲンは急激に低下します。 妊娠中に成長期を延ばされていた毛髪が一斉に休止期へ移行し、数ヶ月後にまとめて抜けます。
これが産後脱毛であり、病気ではなく生理的な現象です。
30代後半〜プレ更年期の髪
この時期はエストロゲンが緩やかに低下し始めます。 髪では、細毛化や分け目の変化、ハリ・コシの低下が目立つようになります。
更年期以降の髪の変化
更年期以降はエストロゲンが大きく低下し、女性型脱毛症(FAGA)が顕在化しやすくなります。 全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛」が特徴です。
まとめ
予測可能な変化でもある
髪はライフステージごとのホルモン変動を反映する
多くは生理的変化である。
| ライフステージ | エストロゲン変化 | 髪への影響 |
|---|---|---|
| 妊娠中 | 大幅に増加 | 成長期毛が増え、抜け毛が減る |
| 産後 | 急激に低下 | 一斉に休止期へ移行し産後脱毛が起こる |
| 30代後半〜プレ更年期 | 緩やかに低下 | 細毛化、分け目の変化、ハリ低下 |
| 更年期以降 | 大きく低下 | 女性型脱毛症(FAGA)、びまん性脱毛 |
| 共通理解 | 多くは生理的変化であり、予測可能な現象 | |

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